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美忘録

羅列です

金がない

さて、3月も中旬を過ぎ、花桃を揺らす春風とともに受験期の嫌な記憶もどこかへと吹き飛んでいくような、そんな心の軽い季節がやってきた。

 

大学の4年間は人生の夏休みとは言うが、そうは言ってもやはり、受験を終え、なおかつ新生活まで日程的な余裕がある今こそが、人生において一番「暇」な時期だろう。

 

しかし暇というのは持て余しすぎるとかえって煩わしくなるものであり、それを埋めるべく我々は予定を詰め込む。旅行に車校にバイトに読書ととにかく何かしらしようと思い立つわけである。

 

だがしかしこれらを遂行しようとすれば常に付きまとう問題が一つ。

 

そう、「金」である。

 

今時の暇つぶしにはとにかく金がかかる。

 

お花畑で蝶々を捕まえてキャッキャウフフするようなハイカラ趣味は今や漫画や映画の中にしか成立しない。花畑で蝶々を取るのにも金を取られる時代なのだから。

 

そう、輝かしい人類の進歩は我々に資本主義という足枷を掛けてしまったのだ。金がなければ何もできない。精神的安寧さえあれば金など要らないとは思うが、それを得ようにもまずは金によって生活基盤を整えなければ精神云々の話以前の問題である。

 

「ならバイトでもしろや」という意見が飛んでくるだろう。しかし俺は声を大にしてこう叫びたい。

 

「金で時間は買えぬ」と。

 

こうして、何を成せるでも、何を成すでもなく我々の休暇は無為の海へと沈んでいく。無為を無駄と思う感情と、そういう無為を快感とさえ感じつつある内心とのアンビバレンツに悩まされながら。

 

あぁ、もう3月も終わるんだ。

 

金のないままに。

 

そう、金のないままに。

VOCALOID

普段のツイートに下ネタと大学ネタが多すぎて忘れられがちではあるが、俺はVOCALOIDが好きである。

 

どのくらい好きかというとそりゃもうめっちゃ好きなのである。

 

好きの度合いを数値化する行為はナンセンスだという自覚はあるが、とりあえずf:id:nikoniko390831:20170309001702j:imagef:id:nikoniko390831:20170309001708j:imagef:id:nikoniko390831:20170309001713j:imagef:id:nikoniko390831:20170309001717j:imageこんな感じにCD蒐集が捗る程度には好きなのである。

 

そこで今日はそんなVOCALOIDについてダラダラ述べようと思う。

 

VOCALOIDが音楽のカテゴリの一角としての地位を獲得するまでに至れたのは、ひとえにVOCALOIDにその他の音楽との相違点があるからだろう。

 

その相違点とは何か?それは「半永久性」である。(「そこは声質だろ!」とか言われたらぐうの音も出ないが(笑))

 

普通のアーティストというのは、基本的に、現存在として存在しており、ある特定の人間(たち)が歌唱もしくは演奏する。つまり、もしその人間が死んだならば、その死は、「そのアーティスト」として体系化されてきたそれまでの一連の流れの終焉を意味する。「A」というアーティストとして活動する人間がもし死ねば、「A」も終わりを迎えるということである。「A」というアーティストと、それを作り上げている人間は不可分の関係にあるのだ。

 

一方でVOCALOIDは、肉体を持った実体としては存在しておらず、言ってしまえば我々リスナー/クリエイターの認識が単なる「楽器」に人格を与えているという極めて稀な状態にある。

 

この特異な様相がVOCALOIDに与えたものこそが「半永久性」である。たとえVOCALOIDの楽曲を製作する、ある特定の人間がいなくなったとしても、VOCALOIDというアーティストの一連の流れは決して途切れない。なぜなら、VOCALOIDの場合、「VOCALOID」というアーティストと、それを作り上げている人間が別存在であるからだ。

 

しかしこれだけでは「アイドルだって同じような形態やろ!」という反論が出てくるだろう。しかしよく考えて欲しい。VOCALOIDは人間ではない。我々の認識が勝手に性格や容姿を仮託しただけの「機械」なのだ。アイドルと違って、死なない。

 

これらによって導かれるのは、例えば、VOCALOID楽曲を製作しているXという人間が死んでも、アーティストとして存在する「VOCALOID」自体は終わりを迎えたことにはならないということである。これが「半永久性」である。

 

どうでもいいけど「半」って何だよと思う方がいるだろうから説明しよう。確かにVOCALOIDは上述した意味においては永久性を備えたものではあるが、その価値は、プロデューサーとしての人間が存在することで成り立っているものなので、仮に核戦争などでもし人類が絶滅したりしたら流石に永久性は保障されないだろうなと考えたゆえに「半」と置いただけである。

 

そしてこの半永久性は、音楽界隈に革命をもたらした。

 

それまで自分の音楽性を外部に放出する手段に乏しかったインターネットに突如舞い降りた、有形であり、同時に無形である、「電子の歌姫」が瞬く間にDTM界を風靡したのだ。

 

これにより、今まで燻っていたDTMerやらバンドマンやらは、「VOCALOID」というファッショナブルなタグを利用することで自分を大衆へと売り出すことに成功できるようになった。

 

今やプロへの登竜門としてVOCALOIDを起用するルーキーたちが現れるほどにVOCALOIDは権威を持つようになり、ニコニコ動画には毎日新曲が何十何百曲と投稿されるようになった。

 

そして案の定これらをマネタイズできるだろうと企んだ金の亡者たちがウヨウヨ寄ってきたのはまぁまた別の話…

 

色々回りくどい理論立てをしてきたが、要はVOCALOIDは他のアーティストとは全く違う側面を持つ面白いモノだよということである。

 

俺はすこぶる飽き性なので、発掘しても発掘しても全く供給が途切れないVOCALOIDという音楽カテゴリに対しては、決して飽きることができないのである。

 

ありがとう初音ミク、ありがとうVOCALOID、これからも末長くよろしくな。

 

そろそろ長文にも飽きてきた頃だろうから、VOCALOIDに触れたいけど曲多すぎてどれ聴けばいいのか分からん!という人用に色々なジャンルの曲と、それを得意とする代表的なボカロPを紹介しようと思う。

 

(URLはニコニコのアカウントを持っていない人のためにyoutubeの動画を貼らせて頂くが、できるなら是非ニコニコ動画にアップされた正式版を視聴するようにして欲しい)

 

1.テクノ系

【初音ミク PV】Chaining Intention【HD】[HD1080p] - YouTube

Chaining Intention (Treow Feat.初音ミク)

 

[KarenT]思慮するゾンビ(feat. 初音ミク)/FICUSEL - YouTube

思慮するゾンビ (FICUSEL Feat.初音ミク)

 

何れ菖蒲か杜若 feat. 初音ミク / millstones - YouTube

何れ菖蒲か杜若 (millstones Feat.初音ミク)

 

[60fps Full] shake it! シェイクイット! - Hatsune Miku Rin Len 初音ミク 鏡音リン レン DIVA English Romaji PDA FT - YouTube

shake it! (emon Feat.初音ミク)

 

【初音ミク】YOUTHFUL DAYS' GRAFFITI【オリジナル】 - YouTube

YOUTHFUL DAYS' GRAFFITI (鼻そうめんP Feat.初音ミク)

 

【かめりあ feat.GUMI】朝色の紙飛行機 - YouTube

朝色の紙飛行機 (かめりあ Feat.GUMI)

 

やはりVOCALOIDといえばまずはテクノ系であろう。無機質な声質が理路整然としたメロディにマッチし、ついついグイッと引き込まれる感覚を覚えること請け合いである。

 

上記のボカロPが気に入ったならば、よよP、ざにお(パイパンP)、ギガP、八王子P、すけっちP、ATOLS、ハイネケンPなどもオススメだ。

 

2.ロック系

【初音ミク】lost【オリジナル】 - YouTube

lost (164 Feat.初音ミク)

 

https://m.youtube.com/watch?v=STbj31OfEko

パズル (クワガタP Feat.初音ミク)

 

【初音ミク】16ビットガール【オリジナル】 - YouTube

16ビットガール (うしろめたさP Feat.初音ミク)

 

【初音さん】サボテンと蜃気楼【オリジナル】 - YouTube

サボテンと蜃気楼 (若干P Feat.初音ミク)

 

Iron Quality - 最後の晩餐 Last Supper - YouTube

最後の晩餐 (ナナホシ管弦楽団 Feat.鏡音リン)

 

愛及屋烏/初音ミク・flower - YouTube

愛及屋烏 (バルーン Feat.初音ミク&flower)

 

ロックは流石に広義すぎるのでなるべく色んなジャンルのロック曲をかき集めてきた。

 

164、クワガタPあたりが好みなら光収容、ライブP、パワーコードP、ナノウ(ほえほえP)あたりがドンピシャだろう。

 

うしろめたさP、若干Pみたいな、所謂サブカルバンドっぽいのが聴きたいなら石風呂、田中じゅんじろー、糞田舎P、電ポルP、wowaka(現実逃避P)、KulfiQあたりがGOOD!

 

ナナホシ管弦楽団はなんというか比類すべきPが他にいないので紹介しようがない。もしいたら俺に教えで欲しいくらいである(笑)

 

バルーンのような、ハチ(米津玄師)の流れを汲んだ感じのバンドサウンドならHaTa、あな兄などがオススメである。

 

3.ヒップホップ、レゲエ、R&B

https://m.youtube.com/watch?v=9Ad4uSYOgE4

OVER (鮭P Feat.初音ミク)

 

【鏡音リン】エンゼルフィッシュ 【オリジナルPV】 - YouTube

エンゼルフィッシュ (パトリチェフ Feat.初音ミク)

 

Hotty, Hotty, Hotty - takamatt feat.GUMI - YouTube

Hotty, Hotty, Hotty (takamatt Feat.GUMI)

 

巡音ルカ DING DONG - YouTube

Ding-Dong (miksolodyne-ts Feat.巡音ルカ)

 

【初音ミクV3】下戸にカルアミルクを【セルフカバー】 - YouTube

下戸にカルアミルクを (あえる Feat.初音ミク)

 

意外と忘れられがちだがVOCALOIDはこの手のジャンルもお手の物である。しかし、まだまだその他のジャンルに比べればマイナーで動画数も少ないのでこれからの発展に大いに期待したい。

 

その他のオススメPは11P、Dixie Flatline、瀬戸航、空海月、向日葵紅蓮あたりだ。

 

4.伝統音楽系

【MEIKO・KAITO】番凩【オリジナル】 - YouTube

番凩 (仕事してP Feat.KAITO&MEIKO)

 

オリジナル曲・月翅 【VY1】中文字幕 - YouTube

月翅 (SeikoP Feat.VY1)

 

【鏡音リン・レン】 紡唄 -つむぎうた- 【オリジナル曲】 - YouTube

紡唄 (DATEKEN Feat.鏡音リン&レン)

 

『デルニエ旅行記』by PIPPO feat.初音ミク - YouTube

デルニエ旅行記 (PIPPO Feat.初音ミク)

 

谺、碧海、那由多を見定むアグラフォノスの詩篇 gumi- - YouTube

谺、碧海、那由多を見定むアグラフォノスの詩篇 (Neru&ざうに Feat.GUMI)

 

VOCALOIDの多様性は各国の文化性にも肉薄していく。最近では、和風曲ばかりでなくエスニック系だったりラテン系だったりする国際色豊かな曲がランキングに浮上してくることも稀ではない。

 

和風曲は「VOCALOID和風曲」タグで調べるのが一番である。その他は「VOCALOID民族調曲」で調べれば大抵出てくるだろう。オススメはSeleP、kaoling、yanagi、新城P、yuukiss、shrあたり。

 

5.キワモノ系

【初音ミク】デンパラダイム【オリジナル】【一图流】 - YouTube

デンパラダイム (lumo Feat.初音ミク)

 

大丈夫P - ミクサン - YouTube

ミクサン (大丈夫P Feat.初音ミク)

 

【鏡音リン】私は演者です【オリジナル】実写+手書3DPV,フル - YouTube

私は演者です (ヒッキーP Feat.鏡音リン)

 

【初音ミク】sleepy dance【VOCALOIDMV】 - YouTube

sleepy dance (Temporu Feat.初音ミク)

 

【初音ミク】エイリアン・エイリアン・エイリアン【オリジナル曲】 - YouTube

エイリアン・エイリアン・エイリアン (松傘 Feat.初音ミク)

 

これこそまさにVOCALOIDの真骨頂。他では真似できない芸当の数々。こういう歪んだ才能を遺憾なく発揮するにはVOCALOIDは最高の媒体だろう。

 

この辺の曲が好みなら、「感性の反乱β」とか「アンダーグラウンドボカロジャパン」みたいなタグを辿ってみるとよい。第一線を走るような曲群とはまた違った面白味がある。

 

6.単に俺が好きなやつ

初音ミク Haruna haruna808 - YouTube

Haruna (haruna808 Feat.初音ミク)

 

【whoo × 初音ミク】虹 / Niji / Rainbow【Romaji & English】 - YouTube

虹 (whoo Feat.初音ミク)

 

【初音ミク】 オリジナル曲 「嘘ついてるの」 - YouTube

嘘ついてるの (フナコシP Feat.初音ミク)

 

【初音ミク】つれてって ehamiku【オリジナル】 作:EHAMIC - YouTube

つれてって (エハミック Feat.初音ミク)

 

【初音ミク】We are friends,aren't We?【オリジナル曲】 - YouTube

We are friends aren't We? (宮沢もよよ Feat.初音ミク)

 

ここら辺は本当に俺の好みなので合う人にはとことん合うだろうし合わない人にはとことん合わないだろう(笑)

 

とまぁこんな感じに紹介してきたわけだが、これでも紹介したボカロ曲、ボカロPはほんっっっっっっの一部に過ぎない。

 

そう、良曲はそこかしこにまだ埋まったままなのだ。

 

今日はちょうど3月9日、つまり初音ミクの日である。これを機に、あなたも広大なVOCALOIDの世界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか?

卒業

蛍の光も窓の雪もいざ知らず、ひたすら己が進路を実現すべく筆をガリガリと走らせているうちに早3月、卒業の季節である。

 

春の風に吹かれながらも脳裏に浮かぶのはやはり「別れ」の二文字だろう。

 

今まで単なる漠然とした未来として、遥か彼方に聳えていたその「別れ」に、本日遂に俺たちは辿り着いてしまったのである。

 

ここでいう「別れ」というのは、友人間、恋人間等の個々の関係性の終焉ではなく、同じ教室に集まる大義名分の消失を意味する。

 

もはや「"俺たちの"高校」は「"町の"建造物」に成り下がった。

 

いくら個人的な関係性は続くといっても、「みんなで集まって駄弁る」といった、全体性の中に楽しみを見出すことはもうできないのである。昼休みに友達とやる大富豪とオンライン大富豪では価値が全く違うのだ。

 

しかし非情にも、残酷にも、「別れ」は不可避な事項である。俺たちはそれを否が応でも受け入れ、前に進む必要がある。というかそれを社会に強いられるわけだ。

 

で、そういう「別れ」を感動的イニシエーションとして神格化したのがこの卒業式である。

 

実にくだらないが、なんだかんだで俺も写真を撮ったり色々な人間と喋ったりと卒業式の恩恵をこれでもかというほど享受してしまった。俗物だ。

 

そうして現に俺は「別れ」に対する自分なりのソリューションさえ打ち立てつつあるわけで、畢竟卒業式のおかげで前に進めてしまったわけである。あーあ。

 

このようにだらだらと長くなるのが俺の悪いクセだが、つまりは俺はニヒルを気取りながらも別れに多少なり寂しさを感じていたということである。

 

そう思うほどには俺の高校3年間は俺の人生史上でもトップクラスに楽しかった。ありがとう。

 

この返礼として、俺と関わった全ての人間が幸福な人生を享受して一片の禍根も残さぬままで死ぬ呪いを発動したので各自覚悟するがよい。

哲学に対する俺の意識

俺は考えることが好きである。細かく言うと、とりあえず漠然とした対象をとって適当に理論化したり、Twitterで流れてきた誰かの言説を読んで自分なりに批評を加えたりといった「遊び」が好きなのである。本当に、ただそれだけ。

 

「哲学」とだけ聞くと普通なら何か高尚で近寄りがたいカタブツのような印象を受けるだろうが、俺はこれをそういう「遊び」の一環、或いは延長くらいにしか考えていない。(決して軽視しているわけではない)

 

俺の哲学への興味は、そういった内在的な知への探究心から始まったのだろう。

 

そういう点では、俺は、ソクラテスだとかニーチェだとかの既に体系化された思想に触れて哲学に興味を持つ、といった外在性への興味に起因した哲学へのアプローチをする人たちとは正反対というわけである。

 

まぁでもだからといって「過去の思想家たちの考え方なんか知らん!」とは決してならないし、普通に思想史にも興味はある。あくまでスタート地点が違ったよというだけである。

 

それと、俺は論理学にも興味がある。

 

というのも、俺は「考えること」について、ある仮説を思いついたからである。

 

それをツイートとして成文化させたものを以下に貼る。

 

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変な言い回しが多い高二病であることには目を瞑るとして、要は「言論なんて突き詰めればその本人の個人的な欲望だよね」ということである。

 

今のところ、これのどこにも矛盾は発見していないが、それでも、俺はこれを詭弁だと思っている。

 

なぜだかは分からない。しかし、もう少し、いやもっと思索を深めていけば、より自分が納得できる仮説に至れる気がするのだ。

 

より多くの英単語が頭に入っている方がより多くの英文に対応できるのと同じである。知識もまた、深ければ深いほど、より柔軟な考え方ができると思うのだ。

 

となるとやはり俺はそういうベクトルでの知性を得られるような学科に入るべきだろうと考えた。

 

以上のことから俺は「哲学科」こそが俺に一番合うのではないのかと思い至り、そして哲学科のある大学ーーー上智大学を受験したわけである。(中央哲も受けたんだけどね)

 

こうして確固たる意志のもとで出願をしたわけなので、当然他の学部との併願などしなかったわけである。

 

俺自身学歴厨っぽいところが少なからずあるがゆえ、確かにもっと偏差値の高い他学部は魅力的ではあったが、それでも俺はここを、哲学科を、自分の意思で選んだ。

 

だからこそ受かった時の喜びがあそこまで大きかったんだろうなぁと思う。これは決して妥協ではないのだから。

 

周囲には「哲学科とか就職弱いだろwww」みたいな言い方をされるが俺自身が満足しているから決して悔しくはない。ほんとだよ!ほんと!いや全然悔しくねーし!うるせぇバーカ死ね!!

 

ブログのタイトルから話が逸脱してしまったが、つまりは「俺は考えることが好きだったから然るべくして哲学に興味を持った」というただそれだけのことである。

 

パスカル曰く人間は考える葦なのだから、せっかく生きるなら学ばにゃソンソン!(申し訳程度の思想史知識)

合格要因の考察

こう、パパッと結果が出てしまうと何とも呆気ないものである。受かった喜びは確かにあるが、よく入れたわという驚きの方が数倍大きい。不思議ですねぇ〜。

 

俺は駅のホームに貼ってある東進だかの「どうして私が東大に?」とかいう広告に対してはうるせぇてめぇが頑張ったから入れたんだろうが殺すぞカスといちいち腹が立ってたまらないのだが、今になるとそう言いたくなる気分もよく分かる。

 

嬉しさばかりが先行して実感が伴わないのだ。

 

この感覚というのはなかなかに気持ちが悪い。言うなれば、毎日ケツの穴から出所不明の万札が湧いてくるのを「なんだかわかんないけど使っちゃおー♡」と生活費の足しにしているような気持ち悪さである。

 

人は何事につけてもコンテクストを見出しては安心を得たい生き物なのである。

 

そこで俺はなぜ合格したのか真面目に考察することにした。

 

要因① カードキャプターさくら

 

これが1/3くらいを占めていると言っても過言ではない。俺はこのアニメをセンター試験の頃からコツコツ見続け、そのたびさくらちゃんの笑顔に心を撃ち抜かれ、勉強する気が消失し、そのまま寝ていた。

 

そして受験前々日に最終回を見た俺は心身ともに疲弊し、一日中頭が真っ白のままただ揺蕩う時の流れに身を任せそのまま一日を終えた。

 

要因② 真夏の夜の淫夢

 

これも1/3くらいを占めているだろう。

 

多分直近1ヶ月だけで500本近く淫夢動画を見たと思う。

 

一挙一動を一言一言を切り刻まれ、繋げられ、挙句の果てには爆破され…

 

そういう哀しいカルマを背負った彼らホモビデオ男優を見ていると、俺はボトムではないのだ、下には下がいるんだというかネガティブ志向ポジティブシンキングができるようになり、そしてその果てに生じた付け焼き刃的オプチミズムの力を借りて俺は合格したのだ、と。

 

ありがとう野獣、ありがとうMUR、ありがとう虐待おじさん、ありがとうKBTIT、

 

あとひでしね。

 

要因③ 自慰

 

これについては聞きたくない人が殆どだと思うので簡潔にまとめるがセンター終了後も毎日1回必ず欠かさず自慰をしました。

 

こういう一貫性のある真摯な態度こそもまた合格のいち要素なのかもしれない。

 

要因④ 漫画

 

漫画ももちろん俺を助けてくれた優秀な要素の一つである。

 

・『ねじ式つげ義春

・『紅い花』つげ義春

・『無能の人/日の戯れ』つげ義春

・『義男の青春/別離』つげ義春

・『蟻地獄/枯野の宿』つげ義春

・『四丁目の夕日』山野一

・『貧困魔境伝ヒヤパカ』山野一

・『夢の島で逢いましょう』山野一

・『どぶさらい劇場』山野一

・『ねこぢるうどん』ねこぢる

・『ねこぢるまんじゅう』ねこぢる

・『ぢるぢる旅行記』ねこぢる

 

この辺のカルト漫画を常に手元に置いておいたおかげで形而上学的な何かが合格を授けてくれた可能性も大いにある。

 

要因⑤ 勉強

 

これはあまり関係ないだろう。

 

とりあえず受験校の過去問4年ぶんを自分と関係のない学部のものも全て解いてノートに要点をまとめ進路室からパクった赤本を2冊全て片付け標準問題精考を数週して難関校向け問題集を数冊解き通学のバスの中では単語やノートを何度も読み直して暗記しては効率的に苦手を潰していったくらいで特に対策といった対策はしなかった。

 

色々な要因を考察してみることでだんだん実感が湧いてきた。すげぇ、受かった…受かったんだ俺…

 

とりあえず今日は国公立対策の記述でもして寝ようと思う。

 

そう、戦いはまだ始まったばかりなのである…

東京

俺は長野県民である。山に愛され、川に愛され、自然に愛されすくすくと健やかに育ったが、あいにく俺はそれらの全てが嫌いである。

 

Twitterにおいては悲しみを紛らわすべく自分の家の田舎具合を自虐ネタへと昇華させていたが、それもそろそろ限界が近づいてきた。

 

都会コンプレックスは「マジで半径4キロ圏内にコンビニがない」という実質的な被害を受けてどんどん肥大化し、早くこの家を出たいという一心のみからそこそこ勉学に励んだ。

 

もはやふぁぼ数個では空虚な俺の心は満たされないのだ。

 

しかし本日、俺は大学受験のために東京へと赴いた。

 

すごい。

 

すごいよ。

 

ビルあるよビル。

 

人いるよ人。

 

めっちゃ人いるよ人。

 

「四方が山ではない」、これだけで80点である。

 

「夜になっても人がいる」、これで20点上乗せだ。

 

都会は100点、田舎は0点。田舎はさっさと全自動プランテーション事業のためにその土地を放棄しろ。

 

俺は「生」を感じる瞬間というのがたまらなく好きである。人が歩き、走り、笑い、泣き、怒り…そういう感情の断片たちに、俺は「生」を感じる。

 

東京は無機的で冷淡なところだとはよく言われるが、人が多く、感情の坩堝となっている点において、ビルやマンションのような無機的なものでさえもがその「生」に呼応するようにうねりはじめ、無機性を逸脱していく。

 

こうした、無機物と人間の調和(或いは不協和音)に、俺はたまらなく「生」を感じるのである。

 

よって、東京という概念は、とどのつまり「生」の具現化なのである。

 

閑散とした長野の田舎には、自然との調和という観点における「生」はあっても、人間的な、雑多な「生」というものは殆ど感じられない。

 

俺は早くこの田舎を抜け出し東京へと繰り出したい。

 

都会バイアスがかかっているだとか期待しすぎだとか言われようがこれだけは譲りたくないのだ。

 

待ってろ東京ゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!

カードキャプターさくらというアニメ

俺は一度惚れ込むとなかなか引きずるタイプである。

 

俺はまんまと木之本桜に惚れてしまった。

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これは世に氾濫する萌えアニメのヒロインに対して感じる「うっはめっちゃ可愛いwww」といったうちつけの恋心などとは一線を画す。

 

俺は、本当に、プラトニックに、純粋に、彼女のことが好きになってしまっていたのだ。

 

彼女だけではない。李小狼大道寺知世、木之本桃也、彼ら全員のことが俺は好きで好きで仕方がなかった。

 

カードキャプターさくら」という世界観を、擬人的に捉え、そして愛していた。

 

だからこそ、終わりなど見たくなかった。

 

「終わり」というのは彼女たちの物語の「終わり」ではない。彼女たちの生活はこれからも続いていくだろうし、現にあの終わり方も確実に「続き」を示唆していた。

 

「終わり」を迎えたのは彼女らと我々をつなぐ「糸」である。身も蓋もなく言ってしまえば。70話という「放送期間」の終わりである。

 

決してインタラクティブではないけど、それでもオブザーバーとして今まで見守ってきた愛おしき情景たちが、「放送期間」だなんてメタで無粋な要素によって突然終わりを迎えるなんて、切なすぎじゃないか…

 

閉じられた本の中で依然として進み続ける「日常」は、本の外からでは観測できない。

 

どこに何があるのか分かっているのに、そこに決して手が届かない。

 

この歯痒さが彼女らへの愛おしさと混ざり合い、そして俺の心を苦しめるのだ。

 

万物は流転する。「始まり」というのはそもそも「終わり」を必然的に伴う。だから、このアニメを見始めた瞬間から、俺は「終わり」を覚悟しなければいけなかったんだ。

 

このようなことは過去にも事例があるのに、「もしかしたらその先が、その次が…」を期待しては同じような悲嘆に暮れている。

 

きっとこの気持ちをこの先1週間は引きずるだろう。

 

二次元なんかに感情移入してバカじゃねぇのと大半の人間は思うだろう。俺も思う。

 

でも、そうやって簡単に割り切れないからこうやって文字にして気を紛らわすしかねぇんだよ…

 

さようなら木之本桜

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って思ったけど

 

 

 

2018年からクリアカード編の新アニメ放送らしいですね!!!!!!!!!

 

 

 

 

やったーーー!!!!!!!!ウヮーーーーーーイ!!!!!!!!!

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とりあえずは死刑が来年まで延期されたようなので無事勉学に励めるというものである。